コウこんにちはコウです!
この記事では生活防衛資金はいくら必要?貯める理由と優先順位をわかりやすく解説
を紹介します。



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はじめに:投資よりも先に“命綱”を作ろう
「投資を始めたいけど、貯金があまりない…」
そんな人ほど、まず取り組むべきが 生活防衛資金 です。
これは「もしもの時に、自分の生活を守るための最低限の貯金」のこと。
投資よりも前に、まずはこの“命綱”を作ることが大切です。
結論:いくら貯めればいいの?
- 会社員 → 生活費の6ヶ月分
- 自営業 → 生活費の1〜2年分
たとえば毎月の生活費が20万円なら、
会社員は120万円(20万円×6ヶ月)が目安です。
年収ではなく、実際に使う生活費ベースで考えるのがポイント。
「なんとか切り詰めたらこのくらいで生きられる」という金額でOKです。
なぜ6か月分で十分なの?
会社員の場合、いきなり収入がゼロになるリスクは低いです。
たとえ職を失っても、次のようなセーフティネットがあります。
- 失業保険(給与の50〜80%が一定期間支給)
- 傷病手当(病気やケガで働けなくても補助あり)
この仕組みがあるからこそ、6か月分で十分です。
一方、自営業・フリーランスはこれらの制度がないため、1〜2年分を目安にしておきましょう。
なぜ生活防衛資金が必要なのか?
① 精神の安定剤になる
もし今、手元に100万円あるとしたら──
たとえ失業しても「しばらくは大丈夫」と思えるはず。
逆に、貯金ゼロの状態だと
「辞めたいけどお金がないから会社を辞められない」
「転職活動中に焦ってブラック企業に入ってしまう」
という悪循環に陥りがちです。
生活防衛資金があると、選択肢と余裕が生まれます。
② 無駄な保険や出費を減らせる
貯金がないから「不安」で保険に入る人が多いですが、
それで月に何万円も払っていたら本末転倒です。
必要な保険は本当に少なくてOK👇
- 掛け捨ての生命保険(家族がいる人のみ)
- 火災保険
- 自動車保険(対人・対物のみ)
- 自転車保険(乗る人だけ)
医療保険や車両保険は、生活防衛資金があれば不要です。
お金が貯まらない原因の多くは「保険料の払いすぎ」。
貯金が“保険の代わり”になると思ってください。
③ 投資で焦らなくなる
投資では、いつか必ず“暴落”に遭遇します。
そのときに貯金がないと「もう怖い!」と焦って売ってしまう。
でも生活防衛資金があれば、
「しばらく生活には困らないし、焦らず待とう」
と冷静に構えていられます。
投資の成功にもつながる「精神的なゆとり」
それを支えてくれるのが、この生活防衛資金なんです。
借金がある人はどっちを優先すべき?
これは「金利の高さ」で判断します。
| 借金の種類 | 優先順位 |
|---|---|
| リボ払いやカードローン(10〜15%) | 先に返済すべき |
| 奨学金など低金利(1%未満) | 後回しでOK、まず貯金を優先 |
金利が高い借金は雪だるま式に増えるので即返済。
それ以外なら、まず生活防衛資金を貯めるのが先です。
貯金はどこに置けばいいの?
生活防衛資金は「すぐに引き出せること」が大切なので、
銀行の普通預金でOKです。
ただし、タンス預金はNGです。
盗難や火災のリスクがあるうえに、管理もしづらい。
安全性・利便性の面では銀行預金が圧倒的に優れています。
じゃあ、どこの銀行がいいの?
僕のおすすめは、dNEO BANK(住信SBIネット銀行)。
理由は、お金を“目的別”に管理できる神機能があるからです。
(微々たる金利にこだわるのはスジが悪いです。)
「目的別口座」で、貯金を“見える化”しよう
dNEO BANKの「目的別口座」は、
メイン口座の中に“サブ口座”を最大10個まで作れる便利な機能です。
たとえば…
- 「生活防衛資金」
- 「旅行資金」
- 「教育費」
- 「車の買い替え費」
- 「NISA用の投資資金」
といったように、目的ごとにお金を分けて管理できます。
それぞれに「目標金額」「期日」「名前」を設定できるから、
アプリを開くだけで“今どれくらい貯まっているか”が一目でわかります。




自動で仕組み化できるのが強い
目的別口座は、ATMや外部口座との直接の入出金はできません。
一見不便に見えますが、これがむしろメリット。
無駄遣いを防ぎ、「貯金専用」に使える設計になっています。
しかも、給与振込後に自動で振り分けられる“自動振替”機能もあるので、
「気づいたら貯まっていた」という状態をつくれます。
「ただ貯める」から「目的を持って貯める」へ
この仕組みを使えば、
貯金が「漠然と貯めるもの」から「目的のために貯めるもの」へと進化します。
物理的に複数の口座を作らなくても、
アプリ一つでスッキリ管理できるのも大きな魅力です。



正直、銀行口座はdNEO BANK(住信SBIネット銀行)一択!
他の銀行は解約してこちらに集約しちゃおう!



ちなみに僕は
dNEO BANKをメインバンク、楽天銀行をサブバンク(投資用資金)として使ってるよ!(楽天証券でNISAをしているため)
楽天銀行もおすすめ!
保険はいつ解約していいの?
生活費の6ヶ月分を貯められたら、
医療保険などの「貯金でカバーできる保険」は解約してOK。
保険をやめることで固定費が下がり、
その分さらに貯金や投資に回せるようになります。
生活防衛資金を貯めながら投資はしていい?
結論:少額ならOK!
モチベーションを保つためにも、
生活防衛資金を貯めながらNISAで
月5,000円〜1万円を投資していくのはアリです。
ただし、
その前に「無駄な保険・高すぎる固定費」を見直すのが先。
保険を1つ解約した方が、下手な投資より利回りがいいこともあります。
保険の考え方や固定費の削減方法については
『【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学』
を何度も読んで納得して行動するだけでOKです!(紙版がおすすめ)


まとめ
- 生活防衛資金は「命綱」。投資より先に確保
- 目安は会社員6ヶ月、自営業1〜2年分の生活費
- 金利が高い借金は先に返済、それ以外は貯金優先
- 無駄な保険・固定費を見直して貯めやすく
- 生活防衛資金&少額投資を並行して進めよう
毎月1万円の積立でも、それが資産形成の第一歩。
焦らず、着実に“守りの土台”を作っていきましょう!













